「赤ちゃんのものは準備したけれど、産後の自分のためには何を用意しておけばいい?」
出産準備というと、おむつやベビー服、哺乳瓶など、どうしても赤ちゃん用品が中心になりがちです。
でも実際に産後の生活が始まると、授乳、おむつ替え、寝かしつけ、家事……と、毎日何度も繰り返すことがたくさんあります。
そんなとき、ママ自身の負担を少し減らしてくれるものがあると、助けられる場面があります。
3児の母である私自身も、産後は赤ちゃんのお世話を優先する中で、身体のつらさや心身の変化を経験してきました。
Lokoleiで産前産後のママと接していても、
「自分のことはいつも後回し」
「ゆっくりご飯を食べる時間もない」
「赤ちゃんが寝ている間に少しでも休みたい」
といった声を耳にします。
そこでこの記事では、3児の母としての育児経験や、産前産後のママと接する中で伺った声も参考にしながら、
・授乳を少し楽にするもの
・夜間育児を助けるもの
・赤ちゃんのお世話を楽にするもの
・家事の負担を減らすもの
・ママ自身が休むためのもの
という視点から、産後にあると便利なものを15個紹介します。
なお、ここで紹介する15個すべてを私自身が使用したという意味ではありません。
実際の育児経験に加えて、「産後の生活でどんな負担を減らせるか」という視点から選んでいます。
全部そろえる必要もありません。
「自分の生活では、何が一番負担になりそう?」
と考えながら、必要なものだけ選んでみてください。
産後に「あってよかった」と感じるのは、ママの負担を減らすもの
出産準備をしていると、
「おむつは足りるかな?」
「哺乳瓶は何本必要?」
「ベビーバスはどれがいい?」
と、頭の中が赤ちゃんのことでいっぱいになりがちです。
でも、産後に何度も繰り返すのは、
授乳する
↓
おむつを替える
↓
寝かしつける
↓
また授乳する
という毎日のお世話です。
一回では小さな手間でも、それが一日に何度も続けば負担になります。
だからこそ出産準備では、
「赤ちゃんに必要なもの」
だけではなく、
「ママが頑張る回数を少し減らせるもの」
という視点も持っておくと、産後の生活をイメージしやすくなります。
産後にあってよかったもの・便利なもの15選
ここからは、産後の生活でママの負担を少し減らしてくれるアイテムを紹介します。
必需品ではないものも含まれます。
「便利そうだから全部買う」のではなく、自分の生活に必要かどうかを考えながら見てみてください。
授乳中にあると便利なもの
1.授乳クッション
授乳をする予定なら、授乳クッションは検討したいアイテムの一つです。
授乳時に赤ちゃんを支えることで、腕だけで抱え続ける負担を減らしやすくなります。
大切なのは、「赤ちゃんのためのクッション」だけではなく、ママが無理のない授乳姿勢を取りやすくするためのもの、という視点です。
授乳クッションは商品によって、高さ・硬さ・へたりにくさなどが違います。
これから購入する方は、5商品を比較したこちらの記事も参考にしてください。
→「授乳クッションおすすめ5選|へたらない・高さ・使いやすさで比較」
一方で、
「そもそも出産前に買っておく必要がある?」
と迷っている方はこちらで、必要な家庭・いらない家庭について詳しく解説しています。
2.母乳パッド
母乳育児をする場合に検討したいのが母乳パッドです。
母乳が下着や衣類に染みるのを防ぐために使用します。
選ぶときは、
・肌触り
・吸収力
・ズレにくさ
・交換しやすさ
などを確認してみてください。
ただし、母乳の量や授乳方法には個人差があります。
出産前から大量に買い込むのではなく、まず少量用意して、産後の状況を見ながら買い足す方法でもよいでしょう。
「そもそも母乳パッドは必要?」
「いつからいつまで使う?」
「使い捨てと布はどちらがいい?」
という方はこちらで詳しく解説しています。
→「母乳パッドは必要?いつからいつまで使う?使い捨て・布の選び方」
3.授乳ブラ・授乳しやすいインナー
産後は授乳回数が多くなるため、授乳しやすいブラやインナーがあると便利です。
選ぶときは、
・締め付けが強すぎない
・授乳しやすい
・肌触りがよい
・洗濯しやすい
・自分の身体に合う
といった点を確認します。
ただし、産後は身体やサイズ感が変わることもあります。
最初から何枚もそろえるのではなく、まず少数から試して、自分に合うものを買い足す方法もあります。
4.前開きパジャマ・ルームウェア
自宅で過ごす時間が増える産後は、着心地のよいルームウェアも便利です。
特に前開きタイプなら授乳しやすく、着替えもしやすくなります。
選ぶポイントは、
・前開きで授乳しやすい
・締め付けが少ない
・洗濯しやすい
・乾きやすい
・季節に合った素材
などです。
赤ちゃんとの生活では洗濯物も増えます。
デザインだけではなく、「毎日気軽に洗えるか」という視点でも選んでみてください。
夜間授乳・育児を少し楽にするもの
5.大容量の水筒・タンブラー
授乳や赤ちゃんのお世話をしていると、
「飲み物を取りに行くのも面倒……」
と感じる場面があります。
特に授乳中は喉が渇いても、赤ちゃんを抱っこしているとすぐには動けないことがあります。
そんなとき、授乳する場所の近くに飲み物を置ける水筒やタンブラーがあると便利です。
選ぶなら、
・片手で開けやすい
・十分な容量がある
・漏れにくい
・洗いやすい
・保温・保冷ができる
などを確認してみてください。
高機能であること以上に、「赤ちゃんを抱っこした状態でも扱いやすいか」を考えて選ぶのがおすすめです。
6.授乳ライト・ナイトライト
夜間の授乳やおむつ替えでは、部屋全体を明るくするのではなく、必要な場所だけを照らせるライトが便利な家庭もあります。
一方で、授乳ライトはすべての家庭に必要なものではありません。
すでに間接照明やベッドサイドライトがあり、夜間のお世話に困らないのであれば、新しく買う必要はないでしょう。
「自分の家には必要?」
と迷っている方は、夜間授乳の有無や寝室環境から判断してみてください。
7.スマホスタンド
授乳中は両手がふさがることがあります。
そんなときに、
・家族からの連絡を見る
・動画を見る
・電子書籍を読む
などに使えるのがスマホスタンドです。
高価なものを用意する必要はありません。
角度を調整できるか、安定して置けるか、片手でも扱いやすいかなどを確認して選びましょう。
赤ちゃんのお世話を少し楽にするもの
8.ベビーモニター
赤ちゃんが別室で寝る家庭では、ベビーモニターも候補になります。
例えば、赤ちゃんが寝ている間に別室で家事をしたいときなどに、離れた場所から様子を確認できます。
一方で、常に赤ちゃんと同じ部屋で過ごす家庭なら、必要性は低くなります。
つまり、
「便利そうだから買う」
というより、
「わが家の間取りや過ごし方で必要か?」
で判断したいアイテムです。
→「ベビーモニターは必要?いらない?必要な家庭・不要な家庭を解説」
9.ベッドサイドワゴン
おむつ、おしりふき、ガーゼ、着替えなどを一か所にまとめたい場合は、収納ワゴンも便利です。
ただし、「ベビー専用」の商品である必要はありません。
一般的なキャスター付き収納ワゴンでも十分使えます。
収納量を重視したい家庭や、基本的に同じ階で赤ちゃんのお世話をする家庭に向いています。
10.おむつストッカー
寝室とリビングなど、複数の場所へお世話用品を持ち運びたいなら、おむつストッカーも候補です。
一方、すでに収納ワゴンやカゴがある家庭なら、必要ない場合もあります。
例えば、
ワゴン
→ 収納量を確保しやすく、同じ階での移動に便利
おむつストッカー
→ コンパクトで、階をまたいで持ち運びやすい
という違いがあります。
「おむつストッカーは本当に必要?」
「ベビーワゴンとどちらがいい?」
と迷っている方は、必要な家庭・いらない家庭の違いを確認してから購入を決めてみてください。
→「おむつストッカーはいらない?必要?ベビーワゴンとの違いも解説」
11.抱っこ紐
産後の生活で出番が増えやすいものの一つが抱っこ紐です。
特に2人目・3人目では、赤ちゃんを抱っこしながら上の子のお世話をする場面もあります。
3児の母として感じるのは、
「赤ちゃんを抱っこできる」
だけではなく、
「両手を使いやすくできる」
ことも抱っこ紐の大きなメリットだということです。
ただし、体格や赤ちゃんの月齢、使う場面によって合う商品は変わります。
これから選ぶ方はこちらで比較しています。
→「抱っこ紐おすすめ5選|新生児から使える・肩や腰がラクな商品を比較」
家事・生活を少し楽にするもの
12.電気ケトル・調乳ポット
ミルクを使う家庭では、お湯を準備する機会が増えます。
そのため、電気ケトルや調乳ポットが便利な家庭もあります。
ただし、
「赤ちゃんが生まれるから調乳ポットを買わなければ」
と考える必要はありません。
すでに電気ケトルがある場合は、それで対応できることもあります。
調乳ポットは保温できることがメリットになる一方で、電気ケトルで十分な家庭もあります。
「わが家には必要?」
「電気ケトルで代用できる?」
と迷っている方は、購入前に違いを確認してみてください。
13.冷凍食品・レトルト・宅配食品
産後に負担になりやすいものの一つが、毎日の食事です。
赤ちゃんのお世話をしながら毎食一から料理するのが難しい日は、
・冷凍食品
・冷凍弁当
・レトルト食品
・スープ
・常温保存食品
などを使うことも選択肢です。
大切なのは、
「ちゃんと料理しなければ」
と考えすぎないこと。
食事だけでなく、掃除や洗濯まで負担になっている場合は、「今やらなくてもいい家事」を一度整理してみてもよいでしょう。
→「産後は家事ができなくて当たり前?『頑張らない家事』のコツ」
14.コードレス掃除機・掃除用品
赤ちゃんとの生活では、床で過ごす時間も増えます。
一方、大きな掃除機を毎回出すこと自体が負担になる家庭もあります。
コードレス掃除機やハンディクリーナー、フローリングワイパーなど、今の生活でサッと使えるものがあれば十分です。
すでに使いやすい掃除用品があるなら、産後のために新しく買う必要はありません。
ママ自身が休むためのもの
便利グッズを増やすだけでは、産後の負担をすべて減らせるわけではありません。
家事を減らしたり、家族と育児を分担したりして、
「ママが実際に休める時間を作ること」
も大切です。
赤ちゃんが寝たから家事をする。
赤ちゃんが寝たから片付けをする。
それを繰り返していると、ママ自身が休める時間がなくなってしまいます。
「自分の時間が全然ない」と感じている方はこちらも参考にしてください。
15.抱き枕・リラックスクッション
最後は、ママ自身が使うクッションです。
ソファで休んだり、横になったりするときに、少しでも楽な姿勢を取りやすくするための補助として使えます。
形や硬さには好みがあります。
特定の商品名や人気だけで選ぶのではなく、
「自分が休みやすいか」
を優先して選びましょう。
なお、クッションは身体の痛みや不調を治療するものではありません。
強い痛みや体調不良がある場合は、無理をせず医療機関などへ相談してください。
15個すべて買う必要はありません
ここまで15個紹介しましたが、全部購入する必要はありません。
例えば、
母乳育児をしない
→ 母乳パッドは不要
赤ちゃんと同じ部屋で過ごす
→ ベビーモニターは不要かもしれない
収納ワゴンをすでに持っている
→ おむつストッカーを買わなくてもよい
自宅の照明で夜間のお世話ができる
→ 授乳ライトは不要
というように、必要なものは家庭によって違います。
大切なのは、
「人気だから買う」
ではなく、
「自分の生活のどんな負担を減らしたいのか」
で選ぶことです。
必要になってから買い足せるものは、産後の生活が始まってから判断しても遅くありません。
3児の母だから感じる「ママ自身の準備」の大切さ
出産準備では、
「赤ちゃんのために何を買えばいい?」
ということに意識が向きがちです。
でも3人の子育てを経験して感じるのは、赤ちゃんのお世話をするママ自身の生活を整えておくことも、出産準備の一つだということです。
水筒一つでも、
「赤ちゃんを抱っこしたまま飲み物を取りに行かなくていい」
という違いがあります。
収納一つでも、
「おむつやガーゼを毎回探さなくていい」
という違いがあります。
一つひとつは小さなことでも、産後はその小さな負担が一日に何度も繰り返されます。
だからこそLokoleiでは、
「赤ちゃんにとって良いもの」
だけではなく、
「ママ自身が頑張る回数を減らせるもの」
という視点も大切にしています。
これから出産準備をする方へ
まだ出産前で、
「そもそも何をそろえればいいか分からない」
という方は、赤ちゃん用品を含めた出産準備全体から確認してみてください。
→「出産準備で本当に必要なもの20選|3児の母が選び方を解説」
赤ちゃん用品とママ用品を、一度に全部そろえる必要はありません。
まず出産直後に必要なものを準備し、それ以外は実際の生活に合わせて買い足す方法でも十分です。
まとめ|産後にあってよかったものは「自分の負担を減らせるもの」
今回紹介したのは、
1.授乳クッション
2.母乳パッド
3.授乳ブラ・授乳しやすいインナー
4.前開きパジャマ・ルームウェア
5.大容量の水筒・タンブラー
6.授乳ライト
7.スマホスタンド
8.ベビーモニター
9.ベッドサイドワゴン
10.おむつストッカー
11.抱っこ紐
12.電気ケトル・調乳ポット
13.冷凍食品・レトルト・宅配食品
14.コードレス掃除機・掃除用品
15.抱き枕・リラックスクッション
です。
この15個をすべて買う必要はありません。
まず考えてほしいのは、
「自分の生活では何が負担になりそう?」
ということです。
その負担を少し減らしてくれるものから準備してみてください。
そして、便利グッズだけですべてを解決しようとする必要もありません。
家族に頼る。
家事を減らす。
自治体などの産後ケアを利用する。
誰かに赤ちゃんを見てもらい、少し休む。
「ママ自身が休める環境を作っておくこと」も、産後の大切な準備の一つです。
Lokoleiでは、3児の母としての育児経験や産後に感じた心身の変化、そして産前産後のママと接する中で伺った声を参考にしながら、これからもママ自身の毎日を少し楽にする情報を発信していきます。



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